「ああ、そうだ。


俺、海龍総長やめる。」



「総長、なんで!?」


金髪不良くんが、お兄ちゃんに詰め寄る。


「最近、海龍によくない噂がある。


強姦、拉致。


お前なんだろ?」



えっーーー?


「まっ、まさかーーそんなことするわけないじゃないっすかっ」


明らかに、焦りの見える金髪くん。



私は、確かに彼の影をみた。