「へらへらしてんなや」



吐き散らした言葉にハッ、としたがもう遅い。



瞳を揺らした愛沢が、俺を見てる。



「おい、頼。どうしたんだよ?


びっくりしてる。泣かすなよ」



修まで俺を叱る始末。


分かってる。。


悪いのは俺だーー



怖がらせて泣かしてるのは、俺だ。


だけど、どうしょうなくムカついたんだ。