「なあ…………凛ちゃんに何したの?」



隼人の低い声が倉庫内に、響く。



「知りたい?


あんなことや、こんなことだよ。


聞きたいなら、たっぷり教えてやるよ」


そう言う金髪は、ニヤリ、と不気味に笑う。



「や、やだ!!「俺は、その子と……「やだ、やめて!!「キスした」



「ッッ……………言わないで………。」



「凛ちゃん……


テメー!!!!」


修が泣いてる凛ちゃんを抱き締めた。



俺は、泣いてる凛ちゃんを見てそして、金髪野郎を睨んだ。



真っ直ぐ、奴に近づいて行く。


「俺達はお前には負けねーよ。


汚い真似して、弱いもんに手を出してそして、泣かす。



お前なんかに、俺達は負けねーんだよ!!!!」



ーーーーーガッ



拳が震えた。


ただ、一発奴の頬にめり込んだ拳。




一発KOでのされた奴は、動かなくなった。



「おいおい、俺達の出番なしかよ」

苦笑いの頼に、ホッ、とした様な修に、、


そんな寝ている奴を悲しい目で見てる真。



分かるよ。


仲間だった奴に裏切られた悲しみ。