「どうしてーーーどうしてなの?
私になんか、用?」
やばい、声が震える。
怖い………だけど、負けたくない。
「君のお兄ちゃんのせいで、好き勝手出来なくなったから、"復讐"しょうと思って。
それにはさあ、大切なモノを傷つけた方がダメージ高いかな、ってさ」
そう、不気味にイヤシイ目を向ける男に私は一歩後ずさる。
「やだ、来ないで‼
どうしてなの?
間違ってるのは貴方よ。
お兄ちゃんが悪いんじゃない‼
間違ってるのはーーーーッッ………」
間違ってるのはーー貴方……。
言わせて貰えなかった。
知らない人の唇が、私の唇を奪った。
い………や……………。
一瞬、ほんの一瞬浮かんだ顔は頼くん。
頼くんに会いたいーーーー。
だけど、もう会えない。
私になんか、用?」
やばい、声が震える。
怖い………だけど、負けたくない。
「君のお兄ちゃんのせいで、好き勝手出来なくなったから、"復讐"しょうと思って。
それにはさあ、大切なモノを傷つけた方がダメージ高いかな、ってさ」
そう、不気味にイヤシイ目を向ける男に私は一歩後ずさる。
「やだ、来ないで‼
どうしてなの?
間違ってるのは貴方よ。
お兄ちゃんが悪いんじゃない‼
間違ってるのはーーーーッッ………」
間違ってるのはーー貴方……。
言わせて貰えなかった。
知らない人の唇が、私の唇を奪った。
い………や……………。
一瞬、ほんの一瞬浮かんだ顔は頼くん。
頼くんに会いたいーーーー。
だけど、もう会えない。



