「頼!!」



「凛ちゃん!!」



隼人、修。


汗だくになりながら走ってきたのは、仲間。


その後ろを何も言わない真が来た。



普段、俺が凛と話すだけでも文句を言うアイツが抱き合う俺達を見て、何も言わない。



「頼、凛ちゃんと付き合ってる?」


確証?付き合ってると分かるような口振りに、ああ、と答えた。



隣の凛は顔を赤くしている。