完璧王子の溺愛事情


ラブラブで何よりだけどねっ。

「心愛ちゃんおはよう」

「おっ、おはよう遥くん」


私が男の人が苦手と言うのは誰にも言ってなくて。
真央ちゃんにも言えないこと。

心配なんてかけたくない。


「おーい!亮哉!」

「えっ、遥くんあの王子様と知り合いなの!?」

どうやら遥くんとあの王子様は友達らしく。
遥くんはその王子様を呼んだ。

「ははっ、真央。王子様じゃなくて小鳥遊亮哉だよ」


小鳥遊亮哉、くん…。
小鳥遊くんかぁ。

「…なに?」


なんだか朝が苦手なのかとても眠そう。
近くで見てもかっこいいけど…なんだか怖い。

その雰囲気が怖い。

「俺の彼女の真央とその友達の心愛ちゃん!」

「亮哉くん!よろしくねっ」

「あっ、はっ、はじめまして…っ」

座りながらだけどペコっと頭を下げて挨拶をした。


真央ちゃんは亮哉くんだなんて呼んでるけど、私は呼べない。

「千村真央です!」

あっ、私も自己紹介しなきゃ。