はっぴーえんど。

目が覚めると頬に生暖かいものが落ちた。

「私、泣いてたんだ…」

別に泣くほどのものじゃないんだけど…。

適当に食パンをかじって支度をする。


「いってきまーす。」
誰もいない家に響く私の声。

外に出ると待っていたのは樹。

「おはよう。」
今日も爽やかな笑顔…。