芝田とは隣の席で。
気さくなやつで、わたしも人見知りとかしないので普通に話をするくらいの仲。
……なんだけど。
3年にもなればだいたいの人が少しは着崩している学ランのボタンをしっかり上までとめていたり。(ただし、暑がりなので滅多に着ていない)
シャツをズボンにきっちり入れていたり。
毛染めもピアスも永遠にしなさそうなオーラを放っていて。(偏見だけど絶対私服ダサいと思う)
日頃から芝田の青さをひしひしと感じていたわたし的には芝田が告られるなんて本当に信じられない。
「泣いてたね」
「そうだな」
なに辛気臭い顔してるの。似合わないよ。
「断ったの?」
「ああ」
「なんで? すごく可愛くなかった?」
「あー、よく知らない子だったから」
やっぱり芝田はガキだ。
あんな可愛い子から告白されるなんて大チャンスをみすみす逃してる。
これからいくらでも仲良くなればいいのに。
コイツはゲームや身体動かすことしか頭にないんだ。


