「俺はね、薙乃ちゃん。別に日焼けした子が好きってわけじゃなくてさ。薙乃ちゃんがスポーツして日に焼けたとしたら絶対可愛いだろうなと思っただけだよ?」
いきなりこっ恥ずかしい告白するのやめて?
みんな聞いてるじゃん。
それに
ヒロミもいるのに……。
「努力して色の白さキープしようとしてるところも。あんまりキープしきれてないところも、もちろん可愛いし」
「さらっとディスるのやめて」
「はは。とにかく、どんな薙乃ちゃんも好きだから」
すると、
ヒロミが鞄を持って走って帰った。
「ヒドイやつ」
そうつぶやいたのは、鈴村くんだ。
「ヒロミが自分のこと好きなの知ってるクセに」


