となりの芝田は、青い。



(……は……!?)


「はやく顔見たくて。そう思ったら飯なんていいかーって」

「バカなの!?」

「腹は減るけど元気は百倍」

「矛盾してるから。ちゃんと食べろ」


不意打ちの甘い台詞にドキリとさせられた。


芝田のクセに。


芝田のクセに…!!


「ゲームしすぎだよ、芝田。ちゃんと寝なきゃ」

「……違う」

「なにが違うのよ。どうせ真夜中までゲームしてて寝坊したんでしょ」


やっぱり芝田はまだ青い。


「そうじゃない」

「だったらなにしてたの」

「それは……」


口ごもる芝田。


口が達者な芝田もこんなことあるんだ?


眠くて頭まわってないのかな。


だったらわたしが論破してやろう。


「青臭いの卒業なんてまだまだ無理みたいだね、芝田には」

「……てたから」

「え? なに?」