Jantar lesk〜琥珀色の輝き〜




──────広場


「皆、もう知っていると思うが…俺には娘がいる。
お前達も覚えているだろう?15年前の実験を。
娘はその対象になって会ったことなかっただろうが、昨日帰ってきたから紹介しよう。
………すみれ。」



お父様が話し終えると私に壇上に上がるように言って、マイクを渡してきた。

覚悟を決めて上がったけど…!
人多すぎでしょ?!何人いるのよ?!
や、やばいやばい、、

………セリフぶっ飛んだぁ!!!



「ひっ、日守すみれ、です。初めまして…。
えと、昨日こっちに来たばかりで分からないことだらけなので、沢山教えてくださると嬉しいです。
えっと、……………よろしくお願いしますっ!!」



なんとか言い切ってお父様を見ると、
うん、と1つうなづいてマイクを受け取った。



「2週間でお前達との差を埋める。
…すみれに負けないように練習がんばれよ?
じゃ、解散!」



に、2週間?!

いやいやいやいやいやいやいやいや…………
いくらなんでも無理でしょ?!

お父様の一言に皆は俄然やる気が出たのか一斉に散っていった。