Jantar lesk〜琥珀色の輝き〜




………そっか。



無表情じゃないと、自分の感情を抑えていないと話せなかったんだ。



私、嫌なこと思い出させちゃったな……。



「…両親は目を「いいよ、もう。」…え?」



私はまだ話を続けようとする雪さんの話を遮った。


もういいよ。…ごめんね。

だから、


「もうそんな顔しないでください。無理に聞いてすみませんでした。話してくださってありがとうございます。
…さて、着替えよっかな!!」


驚きで目を丸くしている雪さんにそっと笑いかける。



「雪さんが話したいと思った時に続きは話してください。
待ってますから、その時まで。
それに大切な人を失うつらさは私も知ってるから……。(ボソッ)

あっ、そうだ!雪さん!」



「ぇ、は、はい?」


何故かちょっとどもってる雪さんにお願いする。


「私のことの事、名前で呼んで?雪さん。」


タメ口でニコッと笑いかけてそう言うと、


最初は固まってた雪さんだけど、すぐに笑顔になって、


「はいっ!すみれ様。」

ふふっ。初めて雪さんの心からの笑顔を見た気がする。


嬉しいな。上手くやれそう…!