目が覚めると、薬品の匂いと白い天井。 …私の部屋でも黒狐倉庫の部屋でもなかった。 「珠麗!」 蓮真の声が右から聞こえる。 顔だけ動かすと、左に紫乃と圭が眠っていた。 右に、起きている蓮真と寝ている麻耶がいた。