こんな風にしか人を威圧できない2人にあたしが負けるワケがない。


あたしには加工アプリがあるんだ。


どれだけ蹴られても殴られても、この顔は可愛いままで変わらない!


「うっとうしいんだよ!」


楠葉がそう言い、もう一発殴られた。


ついにあたしは目の前が真っ白になり、そのまま意識を失ってしまったのだった。