双子姉妹

「や、やっぱりやろうかな」


あたしはペンチを握りしめてそう言った。


ユキエさんがニヤリと口角を上げて笑う。


「そうこなきゃいけませんよ。私もお嬢様が我慢されてるからと思って、ずっと我慢してたんですから」


ユキエさんはそう言い舌なめずりをしながら、小型のノコギリを手に取った。


奴隷たちが一斉に部屋の奥へと逃げて行く。


「誰にしますか?」


ユキエさんが奴隷たちを吟味するように見つめる。


あたしはチラリと奴隷たちに視線を向けた。


武人君以外は見たことのない人たち。