双子姉妹

それとも、ユキエさんまであたしをからかっているんだろうか。


「たまには奴隷を使ってストレスを発散するべきです」


そう言いながら、ユキエさんは歩き出した。


あたしはその後を追いかける。


いつものダイニングに入ったところで、ユキエさんが大きな絵画を横へとずらした。


するとそこに大きな階段が現れたのだ。


「今日は新しい奴隷も入った事ですし、楽しめますよ」


ユキエさんは躊躇することなく、階段を下りて行く。


地下室へと続いている階段は思った以上に明るく、昼間のようだ。


灰色のコンクリートに囲まれた階段を下りきると、2つの檻が見えた。


その瞬間あたしは悲鳴を上げてしまいそうになった。


階段から見て右手に男たちが入れられていて、左手には女たちが入れられているのだ。