双子姉妹

☆☆☆

次に目を覚ました時、近藤さんの顔が近くにあって驚いた。


「お嬢様、もう帰る時間ですよ」


近藤さんがシワを寄せた笑顔でそう言ってくる。


窓の外はすっかり暗くなっている。


「ごめんなさい、あたしずっと寝てた……」


慌てて保健室のベッドから下りると、近藤さんがすでにあたしの鞄を持ってくれていた。


「昨日色々あって疲れたんでしょう。今日はゆっくりお休みください」


「ありがとう」


あたしはそう言い、近藤さんの運転するリムジンで屋敷へと戻って来たのだった。