☆☆☆

それから寝るまでは本当に最低な気分だった。


小春ちゃんの家の朝食よりも質素な我が家の晩ご飯。


小春ちゃんの家のトイレくらいのサイズしかない、小さな湯船。


髪をとかしてくれる人なんてもちろんいない。


あたしは逃げるように自室に閉じこもり、そのまま眠りについたのだった。