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思っていた通り、最速のクリーニング屋に出したおかげで昼過ぎには取りに行くことができた。


小春ちゃんに借りた制服が、あたしと涼太の関係に一役かってくれたことには間違いない。


お礼にクッキーでも作って持って行ってあげよう。


あたしはそう思い、鼻歌交じりに家へと戻ったのだった。