涼太と付き合う事になっても、なかなか実感はわいてこなかった。 キスの後の2人きりでの花火では、すでにいつも通りの2人に戻っていた。 ガッカリする半面、安堵感もある。 時折目が合って互いにほほ笑みあう、そんな関係になれていた。