umbra 〜約束の日〜 Ⅱ

『俺は一度も麗のせいって思ったことない。』









俺は麗を助けたことを後悔なんてしたことない。






「そっか・・・。 ありがとう。」










そういってスッキリしたのか、麗は寝ていた。
後悔、はしていないが、罪悪感だけが俺を強く押しつぶしている。今、俺ができる罪滅ぼしが復讐になる。あいつだけは、絶対に巻き込ませてはいけない。











『麗、ごめんな。』










俺は自分を犠牲にしてでも守りたいものをつくってしまった。もうすぐ夏休みに入る。そこで全てを終わらせる。そう考えながら、部屋を後にした。







「りっくんのブラコン」











麗がおきていたことを俺は見抜けなかった。そして麗が俺以上に俺を理解していると言うことも。