きみが虹を描いてくれた青空の下で



「日常生活に支障がなくても、あんなに何度もタックルしたりされたりのスポーツにさ、支障ないって言いきれる?」

「あ……」

「お兄ちゃんね、本当はアメフトで有名な高校に行きたがってたんだよ。でもそれもあたしがたまたま気付いただけで、誰にも言わないでさ。あたしがココ通ってるからって理由ですぐそこの高校受けたの」


……