きみが虹を描いてくれた青空の下で


少しして、いったん奥にひっこんだ看護師さんが戻ってきた。


「少しなら大丈夫ですって。せっかく来てくれたんだもの、よかったわぁ」

「あ、ありがとうございます。少しって、どうかしたんですか?」

「いま彼女、ちょっと数値が良くなくってね、本当は面会ご家族だけになってるのよ。でもお友達がくるなんて本当に久しぶりだから」

「そうなんですか……」