きみが虹を描いてくれた青空の下で


だけど……小児病棟に着いたら、そんな自分の能天気なお花畑が一気にしおれた。

ここが病院なんだ、って、においなんて必要ないレベルの風景に、エレベーターから出ようとした足がびくん、って固まって石になったみたい。


一瞬、動けなかった。


私よりうんと小さくてやせ細った男の子が、点滴スタンドを持ってナースステーションに来てたり、酸素ボンベの付いた車椅子に乗った女の子が休憩所で面会したりしてる。