寝ても覚めてもキミが好き。



南はじわりじわりと、目の淵に薄い膜を張った。



もう1粒転がり落ちるって時、




「千波さん。先生の用事終わったの?」



チラリとこちらを見るそいつは、敵意に満ちていた。



こいつは、きっと南に優しくするんだろう…


そして、南は俺から離れていく…




もっと、南の良さを隠さないと──