「あのさぁ。俺言ったよなぁ? お前、男と話す時相当気持ち悪い。って…。自覚ねぇの?」 俺以外にその声を聞かせないで… 可愛いお前を見せないで… わかってるって呟くお前は、悲しそうで。 俺の胸が痛む。 「それとも優しくされて、浮かれちゃった?」 俺が南に優しくできないのが悪ぃのにな… そんな俺に自分自身に鼻で笑った。