人格交換ガチャ

「菜々…?」




「助けて…」





しばらくして菜々が俺の家に来た。
それも今にも死んでしまいそうな絶望した顔を見せながら……。





「私が支払わなければいけないもの。それは、友達、だったのかもしれない」




「どういう、ことだ?」




「……。昨日、電話でお話をした女の子が今日、階段から落ちたの」




「まさか死んだとか…!」






菜々は首を横に振った。





「今日、おはようと会話しながら友達と歩いていたら車が突っ込んできた。なぜか、私だけ無事で…残りの二人は重症になったの」



「なんだそりゃ…」



「そして今朝、おはようと話した隣に住んでるおばさんが心不全で死んだ」



「話した相手が事故に遭うって言うのか…?偶然じゃないのか…?それに、俺はどうなる?」




菜々を質問攻めにしてしまったことをそのあと後悔したが、菜々は答えてくれた。