人格交換ガチャ

「え?どういうことだ?」



「どうもこうしたもこれから練習メニューを変える」



「いやいや、おかしいだろ!?」






晃が練習メニューを変えると言い始めた。理由は夏の大会で負けたから。



もっとレベルを上げるためにハードな練習にすると監督とマネージャーと勝手に決めたのだ。




朝、7時に集合。
学校の周りを5周したのちにシュート100本。そして8時を過ぎたら小さな練習試合。いつも予鈴ギリギリで朝練は終わり、俺の出席は遅刻ばかりになっていた。

放課後はどんなに遅くても4時開始。
体育館を20周したのちにシュート100本。
パスの練習を30分したのちに練習試合を休みなしで繰り返す。





「滝川!何休憩してやがる!早く行け!」





もちろん、バテれば怒られた。



「罰として部活が終わるまでギャラリー走ってろ!」




罰としてどこかを走らされた。





俺はいつも部活終わりにハードな練習をしているから付いていくことは出来た。

だが1年生が付いていくには厳しすぎる。


入部当時の楽しそうな1年生の顔はやがて消えた。

その無邪気な笑顔さえも。