「あ、降りなきゃ」
6つ先のバス停を過ぎて次は私の降りるバス停。私はすぐに降車ボタンを押した。
「あら、降りるの?ほんと、ありがとね」
「これくらい、普通の、ことです!さよなら!帰り道に気をつけてくださいね!」
バスが着き、私は近くの扉からバスを降りた。あたりが田んぼだらけのバス停。
近くには何個かお店や家がある。
「あ……」
バスの中を見てみると児嶋くんがまだ乗っていることに気がついた。
そっか。
この先のバス停なんだ。
なんで気づかなかったんだろ。
私は10分ほど歩いた先にある家に向かった。周りは畑や田んぼばかりでご近所さんがいない家。
お母さんが他人と関わりたくないから、とこんな所に引っ越した。
帰っても共働きで誰もいない。
寂しいと思う時もあるけど、一人の時間は好き。
色々考えられるし、誰も居ないから気を遣う必要も無い。心休まる場所。
6つ先のバス停を過ぎて次は私の降りるバス停。私はすぐに降車ボタンを押した。
「あら、降りるの?ほんと、ありがとね」
「これくらい、普通の、ことです!さよなら!帰り道に気をつけてくださいね!」
バスが着き、私は近くの扉からバスを降りた。あたりが田んぼだらけのバス停。
近くには何個かお店や家がある。
「あ……」
バスの中を見てみると児嶋くんがまだ乗っていることに気がついた。
そっか。
この先のバス停なんだ。
なんで気づかなかったんだろ。
私は10分ほど歩いた先にある家に向かった。周りは畑や田んぼばかりでご近所さんがいない家。
お母さんが他人と関わりたくないから、とこんな所に引っ越した。
帰っても共働きで誰もいない。
寂しいと思う時もあるけど、一人の時間は好き。
色々考えられるし、誰も居ないから気を遣う必要も無い。心休まる場所。



