人格交換ガチャ

私は次の日、早く学校へ向かった。体中包帯と傷だらけの酷い姿で。

もちろん、周りからの視線はすごかった。




「なにあれ…」



「やばくない?」



誰かが虐待されている、だとか。
不良だとか。

色んなことを次々に言う。


だがその言葉一つ一つが私の心の中をかき乱し、また言葉が口から出ていく。





「ああ、ごたごたうるさいなぁ!聞きたいことがあるんだったら聞きに来ればいいでしょ!?」





ほんの少しでも心の中で思ってしまったことを口に出していう。

私はそういう人になってしまった。

止めたくても自分では止めることの出来ない、この口は誰が止めてくれるのだろう。




「お昼、一緒に食べよ?」




宮前さんがまた誘ってきたが、私は断った。





「あのさぁ?正直、古賀さんは太り過ぎだし、近藤さんは根暗すぎだし、宮前さんはうざい。話しかけないで」




こんなことを言いたい訳では無いのに、我慢してほしいのに、言ってしまう。

クラスメイトが私を恐れ、嫌い、誰も話しかけてはくれなくなった。

そしてやがて私も私自身に疲れていた。