人格交換ガチャ

でも手の上のカプセルが黒いもやのようなものが出てきた。




「なんだ…?これ…」




俺は気味が悪くなってそのカプセルを捨てた。するとカプセルと金がどんどん剥がれ落ち、真っ黒なカプセルが姿を現した。






「は?嘘だろ…?」




黒色が引きたいだなんて願ってもねぇのに……!?




すると、俺の周りが急に夜中のように真っ暗になった。そこには朋也も若木も橘も誰もいない。

おれひとりだけだ。






「…晃」




目の前に現れたのは郁人だった。とても悲しそうな顔をしている。





「郁人!引きたいものを引かせてくれるんじゃねぇのかよ!」



「最後にプログラムしたんだ。晃がガチャをした時、必ず黒いカプセルが出るように」



「くそ!なんてやつだ!ふざけやがって!」





俺は郁人を殴りかかったが、彼をすり抜けた。俺は驚いた。手を大きく見開いて何度も殴りかかろうとしたが全部すり抜けた。




「俺は死んだんだよ?晃。お前が俺に触れるわけないだろう?」



「お前、幽霊なのか?」



「そうだよ?ほら、見てご覧?」