人格交換ガチャ

【本音の言える赤】





今にも掠れて消えてしまいそうな字でそんなことが書かれていた。



「なにそれ。なんか不気味……」




私は隣にあったゴミ箱にガチャガチャを捨てた。そしてさっさと家に帰ることにした。




「本音の言える…赤?」




帰ってすぐに自分の部屋のベットにダイブ。


今更だが、危険なことに手を出してしまったのではないだろうか。万引き……?

お金は入れてないし、お店の人はいなかったし……。







「ただいまぁ〜真結〜?」




リビングの方からお母さんの声が聞こえてきたので私は下の階に降りた。





「おかえり。今日、早いね」




「ええ。ちょっと具合が悪かったから」




「大丈夫?」




たしかに少しふらふらしているお母さん。私はお母さんの荷物を持ち、支えながらリビングのソファに寝かせた。