僕はすぐにその病院に向かった。
東病棟5階の505号室
俺は飛び込んだ。
するとそこには看護師が二人と医師。
そして泣き崩れる警察官の服を着た女の人がいた。
「狭間様の彼氏さんですよね?」
「あ、まあ…最近、別れましたが…」
警官の女は振り返った。
「……一条さん?」
そこにいたのは一条さん。
俺と同じ職場で働く女性だった。
「近藤くん。本当にあなたが優希の彼氏だったのね…」
狭間さんは突然、心不全になり、そのまま亡くなったと医師が言っていた。
原因不明だった。
「コーヒーです」
霊安室に運ばれた狭間さんを見送った後に病院の椅子で僕と一条さんは座った。
「…兄弟だったんですね」
「ええ。一条は母方の名で狭間は父方なの。離婚して兄弟別々でついて行ったから。でも時々連絡はしてたの」
東病棟5階の505号室
俺は飛び込んだ。
するとそこには看護師が二人と医師。
そして泣き崩れる警察官の服を着た女の人がいた。
「狭間様の彼氏さんですよね?」
「あ、まあ…最近、別れましたが…」
警官の女は振り返った。
「……一条さん?」
そこにいたのは一条さん。
俺と同じ職場で働く女性だった。
「近藤くん。本当にあなたが優希の彼氏だったのね…」
狭間さんは突然、心不全になり、そのまま亡くなったと医師が言っていた。
原因不明だった。
「コーヒーです」
霊安室に運ばれた狭間さんを見送った後に病院の椅子で僕と一条さんは座った。
「…兄弟だったんですね」
「ええ。一条は母方の名で狭間は父方なの。離婚して兄弟別々でついて行ったから。でも時々連絡はしてたの」



