「えっ、嘘!!」

私は西条くんが目覚めたことを、知ったんだ。



私の目の前には抱き締め合う、陽葵と西条くん。



顔が綻ぶ。



私は西条くんが、初恋でした。


だけど、今はなんの感情も持たない。