「菜美ー!菜美ー!」
結子の声にふと我に返った。
「おはよ…結子…」
「どうしたの?!ずっと、立ち止まってるの見えたから走ってきちゃったよ!!」
「え?あ、中村先輩…」
「なになに??中村先輩に会えたの?!」
「いや、
話しかけられた…」
「えっーー?!
なんでなんで!!」
メガネ越しに見えるゆいこの瞳はとってもキラキラしていた。
私は状況を理解して
落ち着いて
結子と目を合わせてお互い笑顔になり
結子の手を引っ張り二人でスキップしながら
教室にむかった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…