もう、水がかかるって!
「ほら桜、海に入ろ?」
「え、や、でも・・・・・・」
「大丈夫!私たちがいるじゃん」
澪がばっと、桜の後ろから抱きついた
「わわわっ」
「ちょ、澪ぉぉー!」
「あ、ごめんごめん」
3人でうつ伏せに倒れ込む
砂浜は、太陽に焼かれて熱い
「あっつ!」
「焼けるって」
「あっついでしょ?海に入ると涼しいよ!」
そういって、澪は立ち上がって無理矢理桜を引っ張る
桜は立ち上がりかけてた所を引っ張られて、「おわっ」と悲鳴をあげながら、バランスを崩しつつも澪に引っ張られて走る
私も起き上がり、すぐに二人を追いかけた
「さぁ、入ろ桜!」
「っ・・・・・・」
未だに海に入ることを躊躇している
でも、桜は少しずつ、足を海に進ませていた
「冷た」
「それがいいんじゃん」
ゆっくりと、桜の手を離さないように
少しずつ少しずつ、海に入っていく
お腹まで水面が近づくと、私は魔法で水の縄を作り、桜に軽くまきつけた
何かあってもこれを私が持ってればいい
水で作ってるから、周りの海水と同化して桜は気づいてない
そして数分後
なんとか肩まで到達
ここまでくれば、多分大丈夫
そう思って、私は水の縄をといた
縄が解け、海水にとける
「ほら桜、海に入ろ?」
「え、や、でも・・・・・・」
「大丈夫!私たちがいるじゃん」
澪がばっと、桜の後ろから抱きついた
「わわわっ」
「ちょ、澪ぉぉー!」
「あ、ごめんごめん」
3人でうつ伏せに倒れ込む
砂浜は、太陽に焼かれて熱い
「あっつ!」
「焼けるって」
「あっついでしょ?海に入ると涼しいよ!」
そういって、澪は立ち上がって無理矢理桜を引っ張る
桜は立ち上がりかけてた所を引っ張られて、「おわっ」と悲鳴をあげながら、バランスを崩しつつも澪に引っ張られて走る
私も起き上がり、すぐに二人を追いかけた
「さぁ、入ろ桜!」
「っ・・・・・・」
未だに海に入ることを躊躇している
でも、桜は少しずつ、足を海に進ませていた
「冷た」
「それがいいんじゃん」
ゆっくりと、桜の手を離さないように
少しずつ少しずつ、海に入っていく
お腹まで水面が近づくと、私は魔法で水の縄を作り、桜に軽くまきつけた
何かあってもこれを私が持ってればいい
水で作ってるから、周りの海水と同化して桜は気づいてない
そして数分後
なんとか肩まで到達
ここまでくれば、多分大丈夫
そう思って、私は水の縄をといた
縄が解け、海水にとける



