番外☆戦闘魔法少女は美少女揃いで最強です。

愛梨と私の空気を読んでか、すぐに3人も提案を飲む

「そうと決まれば、早速やろーっ!」




「ほいっ」

「はいっ」

「わわっ・・・・・・愛梨っ」

「はい・・・・・・桜!」

「よっ」

「はいっ」

簡単に、水と風を使って、砂でネット替わりの壁を作る

そしていざ、私、澪、えりかと、愛梨、桜、花恋に分かれてビーチバレーなう

まだ、桜は気づいてない

お水に入るのが嫌いなら、水に慣らしてしまえばいい

だから私は、桜に水の膜を張ってみたの

少しずつ、慣らしていくために

「ああーっ、負けたぁ!」

「ふふ、お疲れ様」

どたーんと砂浜に寝転がる澪

負けちゃったかぁ・・・・・・さすが冷静チーム、抜けがない

さてと

本題に入りましょっか

「じゃあ桜」

「ん?なんだよ」

火照った頬の桜に声をかける

砂の壁を壊してたみたい

それを中断させて、私は桜の腕を掴む

ちゃぷ、と水の音がした

「は?」

今の音が聞こえていたらしく、混乱する桜

ビーチバレー中は気づかなかったんだろう。海の音とかと混ざってたし

今はしっかりと聞こえたみたい

「桜、私ずっと、魔法で桜をた水で囲んでんだ」

「は?マジで?」

「うん。そーだよ。もう慣れっこでしょ?」

私がニコッと笑うと、桜は恐る恐るといったように、私が掴んでいる方の腕を、反対の腕で触れた

僅かに膜が揺れる

水が波打った

「・・・・・・ほんとだ」

「だから言ったでしょ。水なんて怖くないって」

私はぱちんと指を鳴らす

途端に、魔力を持たなくなった水が形を成すことができなくなり、桜の体に降りかかる

「うわっ」

ぷるぷると頭を降って水気を落とす桜