番外☆戦闘魔法少女は美少女揃いで最強です。

「澪・・・・・・どーする?」

「えーっ、私に聞かれてもなぁ」

扱いに困っていると

少し離れたところで泳いでいたらしい花恋がきた

泳いで

「ぷはぁ・・・・・・桜、大丈夫なの?」

「花恋ー」

「いやーとても大丈夫じゃなさそう」

「み、みたいだね・・・・・・」

水の中から顔を出し、苦笑いする

てかこの鎖、そろそろ外してあげようかな

そう思って小さく「解除」と唱えた

ふっと鎖は水の中に溶けた

・・・・・・外したことに気づいてないみたいだね、当の本人は

「と、とりあえず桜、泳ごっ」

手を引いて桜を動かそうとする

けど、全身で拒否してる

「無理・・・・・・」

いつもは強気な桜が、涙目になりながら必死に訴える

んー・・・・・・やりすぎたかな?

いやでも、日頃のことから考えたら普通だよね?

普通・・・・・・だと思う

「えと・・・・・・それじゃあ桜、目を閉じていいから、水に頭を入れてみたらどうかな」

「・・・・・・無理」

「う・・・・・・」

花恋の助言も一刀両断

どんだけ泳ぎたくないんですか桜さん

逆になんでそんなに、泳ごうとしないんだろ

「私・・・・・・昔海に行って溺れたことがあんの」

「え?そうなの?」

予想外な言葉に、私たち3人は目を見張った

桜が溺れるって・・・・・・それは、悪いことしたなぁ

「それならそうと早く言ってくれれば・・・・・・ごめんね?」

「いや、別に」

依然として青い顔で水を眺めている桜