にしても、さすが桜
あの愛梨たちが説得しても折れなかった
ならば、私と澪が説得しても意味ないよねー
──────────なんてことなぁい!
なにがあっても、桜を海にいれてそこから仕返し開始・・・・・・じゃなくて、克服を手伝わねば!
ってなわけで、頑張ります♪
「ほらほらー!こっちこっち」
「ばっ、引っ張るな友香!」
「さあさあ、愛梨達が待ってるよ」
「んなの知るかぁ!私はビーチで城でも作っとくからほっとけ!」
「そういうわけにはー」
むぐぐ・・・・・・強い
入らないの一点張り
もう・・・・・・こーなったら!
「Water chain!」
「うわあっ!」
私の唱えた呪文に応じて、水の鎖が桜に巻き付いた
ふふふ・・・・・・
「入りましょー入りましょー」
「こ、これやめろっつーの!」
「逃げられると思うなよー」
水で作られた鎖を桜に巻き付け、私は引っ張りながら海に入った
ずるずると引きずられる桜と、にこにこと笑いながらついてくる澪
・・・・・・桜めっちゃ軽い
って、それはどうでもいいか
「だーーっ!友香離せって!」
「はなしませーん」
「は?お前覚えとけよ?」
「あー忘れとくね!」
なんてやり取りを繰り返し、無事に桜を肩まで浸からせることに成功
「・・・・・・っっ」
顔面蒼白で震える桜
うーん・・・・・・無理だね
泳ぐどころか、動こうとすらしないんですけど
「おーい」
「桜さーん?」
目の前で手をふるふると振ってみても、返事なし
あちゃー・・・・・・完全に固まっちゃった
あの愛梨たちが説得しても折れなかった
ならば、私と澪が説得しても意味ないよねー
──────────なんてことなぁい!
なにがあっても、桜を海にいれてそこから仕返し開始・・・・・・じゃなくて、克服を手伝わねば!
ってなわけで、頑張ります♪
「ほらほらー!こっちこっち」
「ばっ、引っ張るな友香!」
「さあさあ、愛梨達が待ってるよ」
「んなの知るかぁ!私はビーチで城でも作っとくからほっとけ!」
「そういうわけにはー」
むぐぐ・・・・・・強い
入らないの一点張り
もう・・・・・・こーなったら!
「Water chain!」
「うわあっ!」
私の唱えた呪文に応じて、水の鎖が桜に巻き付いた
ふふふ・・・・・・
「入りましょー入りましょー」
「こ、これやめろっつーの!」
「逃げられると思うなよー」
水で作られた鎖を桜に巻き付け、私は引っ張りながら海に入った
ずるずると引きずられる桜と、にこにこと笑いながらついてくる澪
・・・・・・桜めっちゃ軽い
って、それはどうでもいいか
「だーーっ!友香離せって!」
「はなしませーん」
「は?お前覚えとけよ?」
「あー忘れとくね!」
なんてやり取りを繰り返し、無事に桜を肩まで浸からせることに成功
「・・・・・・っっ」
顔面蒼白で震える桜
うーん・・・・・・無理だね
泳ぐどころか、動こうとすらしないんですけど
「おーい」
「桜さーん?」
目の前で手をふるふると振ってみても、返事なし
あちゃー・・・・・・完全に固まっちゃった



