不器用男子の甘い溺愛




図書委員は常時活動のある委員会で、一週間に1度、二人ペアで昼休みに本の貸出の担当があった。



レジみたいにぴっぴってするやつ。



小学校の時はあれに憧れたよね。



羨ましがる同級生に優越感を覚えたものだ。



まあそんなことは置いといて。



これまた奇跡的にくじ引きで竜崎くんとペアになれた私は、毎週木曜日に彼と話すことができるようになった。



それから少しずつ仲良くなれて。



夏休みが明けて、少し涼しくなった頃の昼休み、誰もいない図書室で、彼は私に告白してくれた。



信じられなくて、でもどこか私は冷静で。



「…はい」



私はそう、答えたんだ。