一番の君。



小さく震えている凛の肩を抱く。

ふと合った潤んだ目を見て、
申し訳なさがこみ上げてくる。

ごめんね。

口パクで伝えると、
ぎこちない笑顔で大丈夫と返してくれる。

ほんと、いい子だな。


私よりも十センチも小さい体が、
さらに小さく見える。


大丈夫だよ。
私が何とかするから。


…まだどうするかは、分からないけど。


でも、大丈夫。

なんとかなる気がする。