月日が過ぎ、私が転校してから1年が経った。


足のヒビはすっかり完治し、煉から喧嘩を沢山教わっていた。


今では、副総長の蒼汰と同じくらいの強さになった。


ちなみに煉とまだ一緒に住んでいるが恋人同士にはなれていない。


今日は、これから煉と刃龍の倉庫に向かう。


私はそこで、次のステップに進むことを言おうと思う。


煉にもまだ言っていない。




「緋莉〜!そろそろ行くぞー!」




「わかったー!」




私は相変わらず煉のバイクの後ろに乗る。


煉の背中に体を任せながら、これから言うことを考えていた。


皆に何て言われるかな…。


ちょっとドキドキしてきた…。


刃龍の倉庫に着き、煉と中へ入る。


今では皆、仲良し。


私は煉と一緒に幹部の部屋に入った。