「今夜は月が綺麗だから…オレから逢いに行こう…」 疼く痛みを掻き抱いて。 眠れぬ夜に終止符を。 きっとこの出逢いは、運命じゃなく必然。 貴女じゃなきゃ駄目なんだって、教えてよ。 その為だったら、幾らでも手の内を見せてあげるから。 もう二度と忘れられないように。 この手から離れていかないように。 貴女に全てを捧げよう。 だから、早く。 早く、その顔を見せて……。