「あ、あのさ、泉ちゃん?…俺実は黙ってたことあんだけど…」



今、前に千疾さんと一緒に来たカフェにいる。




「なんですか?」




「あのさ…俺のこと、嫌わないでね?」



こっちをチラチラ見ながらいう千疾さん。





「嫌いませんよ」




なにがあっても。