白馬に乗った上司様!?

「ホントに、ありがとうございます」

もう一度、小さく呟いたお礼の言葉に、菊里課長の眼差しが柔らかくなる。

「どういたしまして」




それから、私たちは優しく丁寧に作られたお料理をゆっくりと味わった。ポツリポツリと言葉を紡ぎながら。

はしゃぐ事も盛り上がる事もないけれど、穏やかなそれはとても心地の良い食事だった。