「すすす好き!? そんなこと……ないです!!」 そう、期待しちゃいけない。 司君が私と関わっているのは、あくまでも罪滅ぼしのためだから。 「そうか。 松島にもようやく春が来たか」 吉川さんにそんなことを言われても……少しも胸が痛まなかった。 むしろ、司君のことを考えて、胸がきゅんきゅんうるさかった。 私の心はもう、完全に司君のものだった。