「……浮気? あいつが……?」 顔を歪めて私に聞き返す弘樹さんに、思わず言ってしまう。 「だって……この前の結婚式で、弘樹さんも言われていましたよね? 次の彼女は大切にしろって」 弘樹さんは、ホットコーヒーを口に含んだ。 そして、苦い顔で窓の外を見る。 そんな弘樹さんを見て、弘樹さんだって嘘をついているのかもしれないと思った。 司君を守るため、司君は浮気なんてしないと……