人々の行き交うカフェで、弘樹さんに司君のことを話した。 我ながら驚きだ。 ほぼ初対面の、しかも司君の友達に、司君のことをぶちまけてしまうなんて。 だけど、あの時の弘樹さんの言葉が気になって……最後の確認をしたいと思ったのだ。 「司君……浮気しているんですよね?」 私の言葉に、 「浮気!?」 弘樹さんは驚いた顔をする。 その様子があまりにもわざとらしくなくて、私だって面食らってしまった。