「もう一回探しながら戻ってみますか? それでなければ、警察に届けましょう」 「えっ!?」 「盗難かもしれないから」 「盗難!?」 私の言葉に、いちいち大げさに反応するのもやめて欲しい。 心の中でため息をつきながら、男性とともにもと来た道を引き返した。