カランコエの花

隆「その前日、俺帰るの遅かっただろ?忙しくて家に帰るのが遅くなっても、はるかの指輪見ながらならがんばれるかなって、あの夜外したんだ。すぐ正直に言って、返すか、ちゃんと言ってから借りたらよかったのに、ずっと苦しい思いさせたままでごめん。」


は「役に立った?」


隆「スゲー頑張れた。」


は「ならよかった。無くしたこと、隆太に話したら幻滅されるんじゃないかってずっと怯えてたんだ。でも、今日は二人であの楽しみにしていた念願のカランコエが咲いたから、今日しかないと思って。それも昨日二人でお願いしたからか、満開なんだよ。」


部屋の隅に咲いているカランコエは凛々しく、きれいな花をたくさんつけていた。